1/24「三島・農業人育成・農楽校」第1回『土づくり』講座を開催
- 三島・農業人育成・都市型グリーンツーリズム推進協議会
- 2016年1月25日
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農業と市民を結ぶ「三島・農業人育成・農楽校」を開校し、1/24(日)、「土づくり」をテーマに第1回目の講座を開催しました。 第1回から第4回までは「有機野菜づくりの基本」を学ぶ講座として、三島市有機農業推進協議会会長の細井要氏を講師に、実際に鍬を振るったり、土や作物に触れながら学んでいきます。 受講者19名が集まった第1回は、三島市川原ヶ谷地区にあるグラウンドワーク三島が管理している畑で開催しました。この日はとても風が強く、ドラム缶のたき火を囲みながら、参加者の自己紹介からスタートしました。 三島市外から参加された方も多く、静岡市からご家族で来られる方もいらっしゃいました。野菜づくりに関心のある方ばかりで、家庭菜園に取り組んでいる方や農業の勉強をしている学生さん、野菜づくりの経験はないけど、これからチャレンジしようとしている方など、「農業」や「野菜づくり」という共通の話題で参加者同士の交流も弾みました。

また、「土づくり」をテーマとした講座の中では、箱根西麓の火山灰土壌を事例にした有機肥料や石灰資材の使い分けや、緑肥作物の活用といった話が展開されました。 講師が普段から使用している肥料も準備していただき、参加者の皆さんも興味津々といった様子でした。

後半では、参加者みんなで畑に牛ふん堆肥をまいて、鍬をつかって土と混ぜる体験も行いました。


寒風の中で開催したこの日のまとめとして、講師からは「野菜は寒くなるほど、凍らないように糖分を出して甘くなります。今日は野菜が美味しくなる環境を体感しましたね」と、お話しいただきました。 まだ冷え込む時期は続きますが、野菜づくりが本格化する春を前に、この講座で学んだことを家庭菜園で、生産の場で、活かしていただきたいと思います。 次回は1/31(日)13時から、三島市川原ヶ谷地区で開催します。 まだまだ参加者を募集しています。ご興味のある方はこちらをご覧ください。
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